
我が家のゴッドマザー日向(ひなた)ちゃんが
本日朝8時、お空へと旅立ちました。
本当に突然の旅立ちでした。
ちびっこたちも一人餌になって長時間外出もできるようになったし。
じゃあ、日向ちゃん一度お医者さんに見てもらおうねと思い予約電話。
ところがちょうど年度末で鳥先生が退職とのこと。
わが地方には鳥専門医で有名なカルミア小鳥の病院があります。
しかし、そこは車を持っていない自分には大変そうで。
県外ですが電車で通える病院に行ってました。
ですが、こうなってはしのごの言ってられません。
幸いバスを乗り継げば、近くまで到達できると知り、
昨日カルミアさんへ行って参りました。
評判と通りとてもすばらしい先生でした。
今年に入ってから膨らんで過す事が多く、保温が欠かせなくなってました。
そして半月程前から、卵も持ってないのにお尻が異常にぷっくりして。
先生に見てもらった所、水が溜まってるとのことでした。
薬で出すか、注射で出すか。
どちらもリスクと可能性を丁寧に教えていただけました。
日向ちゃんの負担を考えて薬を選択しました。
お腹の水が破裂したら即死なので、
刺激を与えないようにケージの止まり木を低くする事、
床をタオル等やわらかいものにする事等を教えていただきました。
これくらいお腹にお水が溜まった子はかがむのもつらいだろうし
動くのも大変なはずなのよ、と先生の言。
日向ちゃんは逆さになって粟穂をついばんだりぴょんぴょん元気。
先生もびっくりな様子でした。
だから、この子は大丈夫だと思ったのです。
帰ってすぐにまず投薬。
教えられた通り止まり木を低くして床を底上げしました。
ヒーターも日向ちゃんケージだけはサーモを切って、常時点灯に変えました。
今朝はいつも通りご機嫌な顔をしていました。
ヒーターのお陰かいつも以上にご機嫌でした。
ダーリンの初太郎に羽繕いもしてあげて、ケージ掃除の時など脱走も企てて
部屋中を逃げ回ったりしました。
ご飯ももりもり食べてたし、正常なウンチもしてくれたし。
朝の投薬をして、ここしばらくチェックのために毎日していた体重測定もしました。
投薬では思いっきり怒られて、体重測定のために小箱に入れた時には
いつも通りぷんすかと暴れて。
本当に寸前までいつも通りでした。
でも、箱から出ておいでと蓋にしていた手をはなしても日向ちゃんは
いつも通りぷんすかと出て来ませんでした。
ぐったりした日向ちゃんをあわてて箱から出すと、
大量の茶色い水がお尻から出て来ました。
先生がおっしゃった通り、お水が破裂したようです。
湯たんぽであっためたりさすったりしましたが日向ちゃんは二度と動きませんでした。
先生に注意されたにもかかわらず、いつも通りすぎたのが悪かったと思います。
もっともっと細心の注意を払わなければいけない状態だったんです。
先生も「本鳥は気づいてないから、つい飛んだりはねたりしちゃうのよね」と仰ってました。
また、自分の認識の甘さが最悪の結果になったな、と思いました。
以上が日向ちゃんの顛末です。
同じような症状の方はどうか参考になさってください。
2度までも医者へ行った翌日に落鳥させてしまいました。
医者へ行くということは、本当に鳥にとって負担なのですね。
普段からの体調管理とともに、体力のあるうちに一刻も早く医者へ行くこと。
これを今回学ばなければ自分はもう鳥のお世話をする資格はないな、と思いました。
日向ちゃん。
福井からお嫁に来てくれて14羽のヒナヒナを我が家にもたらしてくれました。
飼い主にキンカのすばらしさと命のすばらしさを教えてくれた女の子。
ありがとう。
本当にありがとう。
また、会おうね。

にほんブログ村