あいちトリエンナーレ事務局さま
2016.10.10 00:00|小鳥さん周辺|
友人から悲鳴に似た連絡を受けました。
あいちトリエンナーレの豊橋地区水上ビルでの展示の
鳥がとても心配だ、という内容でした。

本日、私も行って見て参りました。
友人が行った時より、エサにボレー粉が追加されていて
苦情を受けて改善された跡がありました。
一階の具合が悪そうな白十姉妹の横にはペットヒーターが
添えられていました。

二階の具合が悪そうなシルバー文鳥はそのままでした。

屋上で見たという逃げた白キンカはまだ屋上に留まり
仲間を呼んでいました。

会場の係の方に話を聞くと、やはりお客様からさまざまな心配の声があり、
逐一報告書として上にあげているそうです。
その結果、一階の十姉妹にヒーターを、
そして会場すべてのエサにボレー粉を追加したそうです。
水浴び用の容器も追加されているように身受けられました。

外へ逃げた鳥については、展示時間外や展示時間中も屋上会場のみを封鎖するなどして、
捕獲の努力は何度も行って下さったそうです。
その結果、2羽の十姉妹は無事に会場内に戻れたとのこと。
しかし、白キンカのみは人が近づくと逃げてしまってまだどうしても捕獲できていない。
引き続きできる努力を続けて行く、との言葉をいただきました。

こちらからは、エサについてのお話をしました。
エサは粟玉のみとなっていました。
これはカロリーのみ高くて栄養が全く足りない状態です。
ボレー粉が追加されていましたが、それでもビタミン類が足りません。
会期もすでに2ヶ月。
体調を崩している子たちは栄養状態の悪さからの可能性がある、と。
追加されたヒーターは階段の下の床に直置きでした。
保温はビニール等で囲って周りの空気ごと温めないと意味はありません。
せっかくの対策が無意味になっている、ということ。
逃げた白キンカについては、会場にいる鳥でキンカは1羽のみです。
同種のキンカの鳴き声の録音を呼び鳴き用に提供できると申し出しました。
会場の現場の方は鳥に関して詳しい人がいないのではないかという残念な点はありましたが、
そのお立場の範囲で最大限真摯に対応し努力してくださっているようです。
しかしやはりアート作品なので、鳥の処置を含め勝手に触るわけにはいけません。
逃げた鳥の捕獲についても、捕獲のために大胆な作品の移動などは無理ということでしょう。
事務局の責任者の許可がなければできることには限りがあるそうです。
そして上からの改善指示も十分とは言えず、ヒーターの設置方法を含め
的外れではないかと見受けられました。
これは推測なのですが、会場の動物愛護(展示)の資格保持者も
鳥以外の専門の方ではないかと思いました。
そうでなければ、あのような的外れな指示が来るはずがありません。
動物愛護責任者の任命を含め、やはり事務局の意思決定に鳥の運命が
かかっているな、という印象を受けました。
優しく真面目そうな受付の女性が、会場から出て来るほとんどのお客さんから、
逃げた白キンカについての苦情や報告を受けていました。
中には鳥好きな方もいらっしゃって、鳥の健康状態についても苦言を提されていました。
一人一人に「ご心配をおかけしています。対応中です」と答えていらっしゃいました。
毎日毎日一日中このように頭を下げていらっしゃるのでしょうか。声がとても疲れていました。
鳥の健康も心配ですが、あの女性の心の健康もとても心配です。
今回の苦情も報告書にまとめて即刻上に上げると会場責任者の男性の方は
約束してくださいました。
どうか、事務局の責任者の方が適切な判断と迅速な行動に移してくださいますように。
鳥の専門家の意見と指示を仰いでくれますように。
どうしても「たかが鳥」と判断されて、表面的な対応のみで流されてしまうのではないかと
最悪の想像をしてしまいます。
白キンカさんも会期が終り外に放置されたままならば、確実に死んでしまうでしょう。
アートは命の輝きを表現するためにあるはずです。
アートの尊厳を損なう事をわたしの大好きな愛知県のアート催事で行われませんように。
事務局の方には伏してお願い申し上げます。


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10月12日 追記
10月10日にはお外へ出てしまった白キンカちゃんも保護され、
10月11日、弱った2羽は病院にかかり、友人宅に一時保護となりました。
それと一つ訂正。
餌は粟玉のみと書きましたが、友人が会場で確認したところ
皮付きの粟のみだったそうです。
謹んで訂正させていただきます。
事務局には、要望に対して動いてくださった事に対して心からお礼申し上げます。
そして、寝る間を惜しんで実際の行動に移してくれた友人に心からの感謝と賞賛を。
まだ会期は残っています。
すべての鳥が安住の地にたどりつけますように。
そして、事務局が最後まで私たちに情報を発信してくれますように。
引き続き見守って参りたいと思っています。

あいちトリエンナーレの豊橋地区水上ビルでの展示の
鳥がとても心配だ、という内容でした。

本日、私も行って見て参りました。
友人が行った時より、エサにボレー粉が追加されていて
苦情を受けて改善された跡がありました。
一階の具合が悪そうな白十姉妹の横にはペットヒーターが
添えられていました。

二階の具合が悪そうなシルバー文鳥はそのままでした。

屋上で見たという逃げた白キンカはまだ屋上に留まり
仲間を呼んでいました。

会場の係の方に話を聞くと、やはりお客様からさまざまな心配の声があり、
逐一報告書として上にあげているそうです。
その結果、一階の十姉妹にヒーターを、
そして会場すべてのエサにボレー粉を追加したそうです。
水浴び用の容器も追加されているように身受けられました。

外へ逃げた鳥については、展示時間外や展示時間中も屋上会場のみを封鎖するなどして、
捕獲の努力は何度も行って下さったそうです。
その結果、2羽の十姉妹は無事に会場内に戻れたとのこと。
しかし、白キンカのみは人が近づくと逃げてしまってまだどうしても捕獲できていない。
引き続きできる努力を続けて行く、との言葉をいただきました。

こちらからは、エサについてのお話をしました。
エサは粟玉のみとなっていました。
これはカロリーのみ高くて栄養が全く足りない状態です。
ボレー粉が追加されていましたが、それでもビタミン類が足りません。
会期もすでに2ヶ月。
体調を崩している子たちは栄養状態の悪さからの可能性がある、と。
追加されたヒーターは階段の下の床に直置きでした。
保温はビニール等で囲って周りの空気ごと温めないと意味はありません。
せっかくの対策が無意味になっている、ということ。
逃げた白キンカについては、会場にいる鳥でキンカは1羽のみです。
同種のキンカの鳴き声の録音を呼び鳴き用に提供できると申し出しました。
会場の現場の方は鳥に関して詳しい人がいないのではないかという残念な点はありましたが、
そのお立場の範囲で最大限真摯に対応し努力してくださっているようです。
しかしやはりアート作品なので、鳥の処置を含め勝手に触るわけにはいけません。
逃げた鳥の捕獲についても、捕獲のために大胆な作品の移動などは無理ということでしょう。
事務局の責任者の許可がなければできることには限りがあるそうです。
そして上からの改善指示も十分とは言えず、ヒーターの設置方法を含め
的外れではないかと見受けられました。
これは推測なのですが、会場の動物愛護(展示)の資格保持者も
鳥以外の専門の方ではないかと思いました。
そうでなければ、あのような的外れな指示が来るはずがありません。
動物愛護責任者の任命を含め、やはり事務局の意思決定に鳥の運命が
かかっているな、という印象を受けました。
優しく真面目そうな受付の女性が、会場から出て来るほとんどのお客さんから、
逃げた白キンカについての苦情や報告を受けていました。
中には鳥好きな方もいらっしゃって、鳥の健康状態についても苦言を提されていました。
一人一人に「ご心配をおかけしています。対応中です」と答えていらっしゃいました。
毎日毎日一日中このように頭を下げていらっしゃるのでしょうか。声がとても疲れていました。
鳥の健康も心配ですが、あの女性の心の健康もとても心配です。
今回の苦情も報告書にまとめて即刻上に上げると会場責任者の男性の方は
約束してくださいました。
どうか、事務局の責任者の方が適切な判断と迅速な行動に移してくださいますように。
鳥の専門家の意見と指示を仰いでくれますように。
どうしても「たかが鳥」と判断されて、表面的な対応のみで流されてしまうのではないかと
最悪の想像をしてしまいます。
白キンカさんも会期が終り外に放置されたままならば、確実に死んでしまうでしょう。
アートは命の輝きを表現するためにあるはずです。
アートの尊厳を損なう事をわたしの大好きな愛知県のアート催事で行われませんように。
事務局の方には伏してお願い申し上げます。


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10月12日 追記
10月10日にはお外へ出てしまった白キンカちゃんも保護され、
10月11日、弱った2羽は病院にかかり、友人宅に一時保護となりました。
それと一つ訂正。
餌は粟玉のみと書きましたが、友人が会場で確認したところ
皮付きの粟のみだったそうです。
謹んで訂正させていただきます。
事務局には、要望に対して動いてくださった事に対して心からお礼申し上げます。
そして、寝る間を惜しんで実際の行動に移してくれた友人に心からの感謝と賞賛を。
まだ会期は残っています。
すべての鳥が安住の地にたどりつけますように。
そして、事務局が最後まで私たちに情報を発信してくれますように。
引き続き見守って参りたいと思っています。

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