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プロフィール

なる

Author:なる
錦華鳥飼い6年です。
『天水花鳥苑』(てんすいかちょうえん)名義で
錦華鳥グッズ作りにも手を出しはじめ。
頭がお花畑度上昇中の鳥ライフです。

飼い主の日常は『つれづれやな に』
にて「やな」名義で綴っております。
よろしくお願いします。

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選択と集中と愛情

2021.01.20 17:00|小鳥さんつれづれ
おタマは5個でした。
しかし、育っているのは3個。
残り2個は中止卵ではなく、親が放棄したようです。

1月10日。2羽孵化を確認しました。

030120-1.jpg

1月11日。3羽目確認。
12〜13日にかけて、4羽目を何とか確認しました。
しかし、5個のおクチがパカーとなっている姿はどうしても確認できませんでした。
親のガードが厳しくて、巣の中を見られなかったというのもありますが。

1月17日の朝。
床に干からびたヒナの死体が落ちていました。
どうも5羽目の子らしいです。
押しつぶされて真っ平らでした。
孵化はしたけれど他の兄弟との差がありすぎて最初から育児放棄されたようです。
育てられた気配がありませんでした。

同じ17日の夕方。
もう1羽、孵化後2〜3日のヒナの死体が外に出されていました。
4羽目の子のようです。

実は、16日の朝に1羽外に落ちているのを見かけたのです。
親が外にいて、その足元にモゾモゾと動くヒナ。
小さくて親が引っ掛けちゃったのか?と慌てて巣に戻しました。
しかし、今から思えばあの時にもう一番小さい子の育児をやめる決心をしたのでしょう。
あの時見た姿のままでした。

3羽目までは次々と孵化したのですが4羽目からは少々時間が開いたようです。
ヒナの一日の差は大きい。
育てるのは3羽に集中して、一番小さい子はやめようと決めたとのかもしれません。
もしくは何か障害があって育たないと判断したのかもしれません。

外に出された時、すぐ保護して人の手で育てていれば助かったかもしれない命でした。
うっかり外に落ちちゃったんだ!と思い込まずによく考えていれば。
保護に切り替えていれば。
一瞬の判断で運命が分かれる命というもの。
このご時世ですので医療従事者の方の責任とプレッシャーの重さを思い震えました。
4羽目ちゃん、飼い主はとても後悔しています。
ごめんなさい。

ずっと巣の中にあっただろう5羽目ちゃんの死体とほぼ同時に外に出したのは
「一緒に行きなさい」という親の愛情なのか。
厳しさと愛情。
本当にすごい存在だと圧倒されました。

3羽のヒナはスクスクと育っています。
両親は2羽でずーっとガードしつつがっちり分担して育ててます。



米太郎と貴子ちゃんの協力しあった本当に見事な連携。
まだまだ育児負担に関して両親のどちらかに偏りがある日本社会は鳥を見習うべきだと思わざるを得ません。



さあ、飼い主も乳母生活用の準備を始めねば。
まずはヒナご飯の用意。シリンジのチェック。
プラケを用意して数日間温度と湿度がちゃんと安定するかチェック。

ドキドキしてきました。



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